物を減らす
私がシンプリストを目指す理由の中で、最初に取り組んだのは断捨離でした。
当時の私の家は物で溢れかえっており、散らかったいわゆる「汚部屋」と呼ばれても仕方ない状況でした。
ミニマリストの方々の書籍を読むうえで断捨離というものは欠かせません。
シンプリストを目指すうえでも、まずは「物を減らす」が最初の登竜門です。
どこから手を付けていいか
しかし、断捨離はなかなか難しいものです。
今まで物に囲まれて生活していたのに、いざ捨てるとなると何から捨てていいのかわからなくなりました。
どうしても「もしかしたら使うかもしれない」「これは捨てるにはもったいない」という思いが出てきてしまいます。
そのため、私はまずリビングから断捨離していくことに決めました。
一度にすべての部屋をやろうとすると、どの部屋から手を付けていいのかわからなくなってしまうのです。
人間は選択肢が多いと選ばなくなるそうです。
その結果、やらないという選択肢を取ってしまいがちです。
これを避けるためにも、まずはこの部屋で断捨離すると決めてから取り掛かりました。
断捨離のアプローチ
断捨離にはいくつかのアプローチがありますが、
私は「本当に必要か?」と「他の物で代用できるのではないか?」と考えるようにしました。
すると思った以上にすんなりと物を捨てることができました。
一番驚いたのはリビングだけでボールペンが27本も出てきたことです。
ボールペンなんて一部屋に2本あれば十分なので、ほとんどを捨てることにしました。
このように、その部屋に最適な物の数を考えると、余計な物や必要なものが分別できるようになっていく感覚がありました。
断捨離作業を進めると、最終的には玄関一杯になるくらいのゴミが出ました。
しかし、それだけの量のゴミを捨てた後のリビングは殺風景ではありながらも、心地よくすがすがしい気持ちで一杯でした。
これが、シンプリストを実感した瞬間でした。
ただ、断捨離しただけでは終わりません。整理術も大切です。
物の定位置を決め、定期的に整理する習慣を身につけることが重要です。
整理された環境はストレスを軽減し、心を落ち着かせる効果があります。
断捨離後に出たゴミたちです。
断捨離後の自分
私は断捨離後に、「リビングを綺麗にしてから寝る」というルールを定めました。
毎晩寝る前に片付けをすることで、翌朝目覚めると清潔で整然とした部屋が待っているのです。
これにより、気持ちも爽やかに新しい一日を迎えることができるようになりました。
断捨離は一度きりの作業ではなく、継続して行うことが大切です。
少しずつ取り組んでいくことで、理想の暮らしに近づけるでしょう。
心と空間を整えることで、自分自身の成長や新たな可能性が広がります。
断捨離は最初は難しく感じるかもしれません。
しかし、自分の人生をよりシンプルに、心地よく豊かにするために必要な一歩です。
ぜひ、断捨離のコツを活用し、心地よい暮らしを実現しましょう。
断捨離は自分自身との向き合い方や価値観の見直しにもつながります。ぜひ、断捨離の力を借りて、より豊かで心地よい暮らしを手に入れてください。
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